intention



「祐巳。」
「はい。なんですか。」
「タイが曲がっていてよ。」

そう言って祥子さまは私のタイを直した。



あなたはきっと、覚えてはいないのでしょう。
私とあなたが初めて言葉を交わした日のことを。

でも

あの日が、すべての始まり。

あなたが覚えていなくても

私の大切な思い出。


今あなたが直してくれたこのタイも、曲がっていたのは、

実はわざとだと

気づいてはいないでしょう。


あの日のことが懐かしくなってしまったから…




END


初のマリみてSS。のはず…

そして、これを書いた数ヶ月後、原作第1巻を読んだ私は驚愕!
わざとタイ乱しちゃ駄目じゃないですか!このネタ駄目じゃんw



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